“新しい生活様式”がようやく身に付き始めましたが

宿のおもてなしにも変化が求められ試行錯誤の毎日です

 

ただ、どうしても譲れないもののひとつがお料理 …

大皿料理は極力控えるというガイドラインがありますが

この活魚料理旅館に求める価値をご理解していただけるお客様に!

というスタンスを取らざるを得ません

 

もちろん、そこには各取り箸や取り皿をご用意して先に取り分けて、

という順じたご準備はさせていただいております

お二人のお客様には活け造りの片身をお刺身orしゃぶしゃぶで召し上がっていただき

お肉や天婦羅を召し上がっていただいる間に一旦下げ

急いで残りの片身を捌いて一気に宝楽鍋で蒸し焼きにします

鯛は時間を置くと旨味が増しますが、こうしてビリビリした活け造りや身がはぜた宝楽焼き

この上ない鮮度の鯛で客人をもてなし続けて半世紀以上の活魚料理旅館の価値は

どんな時代になろうとも守り続けていきます

 

理解していただけるお客様がいる限り、これからもずっとです