昨夜はお休みをいただいて、早や12回になりました恒例のワイン会

今回は趣向を変えて …

 

淡路島・森信ヴィンヤードのGoccia 2017と“割烹はと”吉田君の料理とのマッチアップ

 

前回のGocciaの完成イベントで和洋の出汁との相性がいいのと、コースを通じて愉しめる

そんな印象を受けておりましたが、吉田君の経験値と技術、感覚の吐出した料理に

Gocciaとの調和、同系、偲味、そしてなにより特徴を生かした技法にとても幅が広がりました

 

グラスの数だけ意見があり、僕にとってはペアリングの要素を深めるいい機会になりました

 

 

夏野菜の前菜に茅の輪

 

天然鰻の飯蒸し

 

そして、吉田君の料理といえば綺麗なお出汁!

 

蓮根餅と順才のお椀

 

虎魚の糸造りは出汁醤油と肝酢で …

 

数ある料理のなかで僕のベストマッチはこれ!

 


加茂茄子の利休餡掛け

油通しした茄子の旨みと胡麻が香る餡、実山椒の程よいアクセント、絶妙でした^^

 

鱸の炭焼きに揚アスパラ、アラ出汁のリゾット

 

虎魚の真子塩茹で 出汁ゼリー掛け

 

渡蟹真丈は甲殻のお出汁が後半のGocciaによく合います

 

玉葱と淡路ビーフ(フィレ)の焙烙焼き

 

そして、吉田君の〆の十八番!

 

二八蕎麦

Goccia“が”合う意外な組み合わせ!

これがとても不思議なんです^^

 

玉蜀黍の出汁で炊いた南蛮ご飯に胡瓜古漬け、大根甘酢

 

メロンのアイスにはGocciaのオリをあわせて苦みと甘味の拮抗を …

 

種から抽出する枇杷杏仁はさすがのお味

 

和菓子は水無月!

 

前菜の茅の輪に始まり、水無月に終わる …

 

どちらも正月から6月までの罪穢を祓う夏越しの大祓に因んだもので
残り半年の無病息災を祈願する想いと所作に感謝です^^

 

 

そんな淡路島の森信ヴィンヤードのピオーネから生まれたGoccia(ゴッチャ)2017は

当館でも数量限定で扱っております

少し冷やした状態から変化を楽しみながら召し上がっていただければと思います